西洋占星術と東洋占星術の大きな違いを知る。
西洋占星術と東洋占星術は、起源、哲学的背景、使用される天体、占いの方法などの面で大きな違いがあります。
西洋占星術は、古代ギリシャや古代ローマの天文学的知識を基盤に発展しました。
この占星術では、太陽系内の主要な天体である太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星などが用いられます。
西洋占星術の主な特徴は、出生時の星座と星の配置を用いて、人生の運勢や性格を解析することです。
そして、東洋占星術は、主に中国の哲学的思想である陰陽五行説に基づいています。
東洋占星術では、太陽系内の天体よりも、天体以外の要素が占い与える影響が強く、例えば風水(気の流れ)や姓名判断などが重要視されています。
また、陰陽五行説に基づいて、五行の属性をもつ星座、日本の干支や十二支などが用いられ、出生時の年、月、日、時間などの要素から、運勢や性格を解析します。
つまり、西洋占星術は天体に基づいた占星術であり、東洋占星術は哲学的な思想に基づく占星術と言えます。