今を生きる言葉!
羹に懲りて膾を吹く
もちろん読めない!
あつものにこりてなますをふく
羹に懲りて膾を吹く
人生!
挑戦すれば失敗もあります。
デキるかもと思ってデキなかった。
それで、懲(こ)りてしまった。
次は、
やらない!
次のチャンスを警戒してしまう!
この言葉は、一度の失敗に懲(こ)りて、次回、次の機会以降、必要以上に警戒してしまうという意味です。
なに?
この難しい漢字!
羹(あつもの)は、スープ、味噌汁と吸い物の汁のことを意味します。
膾(なます)は、食べ物を細く切り刻んだ冷たい”あえもの”です。
おいしそうな熱いスープで口の中をやけどして、それに懲りて冷たいあえものまで、冷ます必要もないのに口でヒューヒューと冷ますということです。
あります。
人生あります。
試験、試合、恋愛(告白)!
一度の失敗!(その大半が努力をしていない!)
いっぱいいます。
羹に懲りて膾を吹く
ろくに勉強も資金管理もせずに株取引に失敗!
借金?
もうこりごりだ!
羹に懲りて膾を吹く
しかし、この言葉、一度、勉強不足、経験不足で失敗したからといって、二度とチャレンジしてはいけないという意味ではないです。
人生!
あります。
長生きしている人は、何か失敗しています。
何かの分野で成功する人もそうです。
羹に懲りて膾を吹く
だからといって次のチャンスを逃すということではないのです。
ノーベル化学賞受賞の科学者は、何度も実験で失敗しています。失敗の数だけ挑戦があるのです。
しかし、致命的な失敗はダメです。
特に試験などは、しっかり準備すればできます。
勉強もそうです。
う~!
この言葉の使用例!
考えてみました。
羹に懲りて膾を吹く
この言葉の使用例は、若い男性が女遊びをして性病になって、
羹に懲りて膾を吹く
二度と変な遊びをしないと決意!
若い女性が身の丈(たけ)に合わない買い物をして借金をした。
羹に懲りて膾を吹く
二度と借金してまで買い物をしないと決意!
まあ、使用例は、こんな感じでしょうか!
羹に懲りて膾を吹く
今を生きる言葉!
あなたは知る。