北の海
最北端の離島
淡い
“想い”
霧に
包まれる
風が吹く
孤独
青い空を見上げる
どこかで君と出会った気がする
風が吹く
青い空を見上げる
雲が流れる
“想い”
どこかで君と一緒に生きてた気がする
時が流れた
別れ
悲しみを湛えた
遠い
遠い
その目から
また会いに来た
静かな
風
過ぎた
時
夢
曇りなき
空
行く先は知らない
目の前の海の青は深い
いつかはきっと”想い”が届く
いつかは眠らずに悔やまずに夢が見られる
信じていた
あの日から信じていた…
今日まで
あの日の彼女の微笑み
えみ
言葉にならない愛を語る
また会いに来たよ
君に…
時
流れる
独り
静かな風
島を包む
誰も空を流れる雲の行く先は知らない
遠いあの日
風に抱かれ海を見てる二人がいた
時
過ぎる
時
限りなく
あの時が永遠に続くなら再会の約束はいらない
戻りたい
戻りたくない
あの日
二人で
見た
海の青は深い
逢いたい
もう一度だけ
もう一度…