足摺岬を楽しんだ私は四万十市を走る。
そして、
四万十川の上流を目指した。
四万十川!
高知県の西部を流れる。
一級河川!
渡川水系の本流の全長196km、流域面積2186km2!
四国内で最長の川です。
四万十川デカいです。
しかし、四万十川は、その水の透明度で愛媛県・高知県を流れる一級河川で、愛媛県内では面河川(おもごがわ)と呼ばれる仁淀川(によどがわ)に負けてしまったようです。
う~残念!
そして、
四万十川には、沈下橋という川の水に沈んでも平気な橋があります。
毎年、
高知県に上陸する巨大台風!
増水!
氾濫!
濁流にも負けない!
川の水に沈む橋!
君の名は。
沈下橋!
四万十川には支流も含めて47の沈下橋(ちんかばし)があり、沈下橋は、四万十川を代表する生活文化遺産として地元民に利用されています。
また、
沈下橋は、
人気スマホアプリ!
インスタグラムの人気撮影場所になっています。
しかし、
この沈下橋!
最近は、
建築基準を満たせなくて、
新しい橋が作れないと地元の方が言っていました。
将来的には、
沈下橋?
絶滅するかもしれません。
私は、そんな素晴らしい四万十川の横をマイカーで走りながら今日の宿がある四万十市西土佐地区に向かいました。
西土佐までの道は凄く険(けわ)しいです。
もし、
対向車が来たら…
そんな西土佐!
西土佐地区?
旧・西土佐村(にしとさむら)は、高知県幡多(はた)郡にかつてあった村です。2005年(平成17年)4月10日に中村市と合併してからは現在の四万十市の西土佐地区となっています。
そして、
本日、
お世話になるのが四万十楽舎!
しまんとがくしゃ!
四万十楽舎!
四万十楽舎は、高知県四万十市(西土佐地区)にある、文化研修施設。社団法人西土佐環境・文化センター 四万十楽舎が運営しており、 この施設は1998年に廃校となった西土佐村立中半小学校を転用して設置された宿泊施設です。
四万十楽舎では、カヌー、シャワークライミング、沢歩き、釣り、その他、いろんなレジャーが楽しめて、低価格で素泊まりができるユニークな施設です。
本日、私は、ここに素泊まりすることにしました。そして、カヌーなどを体験しようと思ったのですが、午前、午後ともに団体客が入っていたので、レジャー体験は、ガイド不足で、できませんでした。
心の底から残念!
ならば、
翌日はどうだ!
四万十楽舎の玄関口のオフィス?
茶髪で度の入った眼鏡をかけた面白い施設長に予約を申し込むと、なんと、翌日も午前、午後ともにカヌーの団体アリとのこと諦めました。
仕方がない。
これが人生だ。
世間は夏休みだ。
自分に言い聞かせる。
私は、四万十楽舎の駐車場にマイカーを置いて、四万十川の周辺を散策した。
その
ちょっと前に
西土佐の中心部に車を飛ばした。
ちなみに四万十楽舎の周辺には何もお店がない。
楽舎から歩いて数分!
一軒だけ、
小さな個人商店とポストがある。
そこでは、
冷たいジュースが売られています。
そして、
西土佐地区の中心は、
四万十楽舎から、さらに上流!
トンネルをくぐり、橋を渡ります。
JRの駅もあります。
数キロ先!
そこには、
学校、ガソリンスタンド、
スーパー、公共のホテル、商店、
台湾から嫁いできた奥さんが経営する中華料理屋、焼肉屋、郵便局、JRの駅、道の駅があります。
西土佐地区の中心部!
まさに大都会!
私は、
西土佐地区の道の駅で一休み!
道の駅よって西土佐!
この道の駅では、お弁当、アユの塩焼き、スイーツ、お土産が売られており、食事をする場所もある。
なかなか清潔で面白い道の駅でした。
西土佐地区?
四万十川に囲まれている。
その歴史は、
なんと、
500年以上!
土佐の小京都と呼ばれています。
そして、
西土佐地区!
隣は、
愛媛県だ。
宇和島がすぐそこ!
地元の人と話すと、みな愛媛県に買い物に行くらしいです。
確かに四万十市から西土佐地区へのアクセス?
道は険しい。
それなら愛媛のほうが道がいい。
場所は、
変わり!
四万十川周辺?
四万十学舎からブラブラと歩く!
寂れている。
放置された畑が目立つ!
四万十楽舎のわき道を歩いてから本道を歩いて林道をブラブラと歩いた。
林道わきの小川に流れる水は冷たく、透明できれいでした。
限界集落?
少子高齢化?
目減りする老齢年金!
廃村…
日本はどこへ往(ゆ)くのか?
日常?
非日常の境界線を歩く!
周囲に人はない。
私だけ…
埋(うず)もれる。
すべては変化している。
この瞬間も万物は流転(るてん)している。
私は、
どこへ向かうのか?
時、
流れる。
誰も止められない。
時間よ止まれ…
明日に架ける橋?
渡る。
西土佐地区では、
昔、
川に橋がなく、
対岸の集落まで船で渡っていたようです。
橋?
届かなかった。
片想い?
つなぐ想い。
あの日の恋?
叶わなかった。
高知県の特産物はショウガ!
過去を悔やんでも生姜(ショウガ)ない。
四万十川の中流域!
やや渇水状態?
私は川岸を歩いた。
歩いた。
四万十川は、
川幅が広く、
流れが緩やかだ。
でも、
深い。
深い場所は、
底が見えない。
水の色が違う。
そこは、
7メートル以上の水深があるだろう。
どんなに暑くても、
決して飛び込んではいけない。
危ない。
DEEP!
深い!
四万十川!
高知県の豊かな山の恵み!
でも、
暑い!
ひたすら歩く!
暑い!
2013年8月12日、四万十市江川崎では、日本の歴代最高気温記録(当時)である41.0℃を観測している。
高知県は本当に暑いのだ。
焼ける。
石焼き状態!
それでも、
歩みを止めない。
私は行けるところまで歩いた。
足元、
魚が死んでいた。
水面に自分の顔が写される。
生と死!
誰もがOK !
OK !
桶狭間のはざ間で生きる。
生きている。
そして、
いつか死ぬ。
誰もが…
私は、
そんな独り言を呟きながら四万十楽舎に戻った。
時間は、
午後五時?
マイカーで西土佐のスーパーまで買い物に行き、缶ビールと弁当を買った。
それから、
風呂に入り、
自室で弁当を食べた。
弁当だけでは、おかずが足りないので自前のクッカーで自炊もした。
もちろん冷蔵庫で冷やしたビールもゴクゴク!
いつもは、アサヒのスーパードライしか飲まないのだが、今回は、気分を変えるためにサッポロの黒ラベルを購入した。
食べた。
飲んだ。
過ぎた時間に”想い”を馳せた。
思い出す。
過去の回想、
過去への旅!
それは、
虚しい逃避だったのか?
そして、
私は、
深い眠りについた。
眠り。
小さな死。
死ぬまで繰り返す。
四万十川、
この瞬間も水が
流れる。
その晩、
私は、
夢を見た。
遠い過去、
打ち砕かれた”想い”。
あの日…
私は、
なぜ、
四国へ来たのか?
私は、
自分自身と向き合わないといけない。
でも、
デキない。
【四万十市 / 西土佐地区 / 観光案内】
四万十市は、高知県南西部に位置する市です。現在の四万十市は、2005年(平成17年)までは、中村市でしたが、隣接する旧・西土佐村(現・西土佐地区)と合併し四万十市になりました。その歴史は新しい!
【四万十楽舎】
【住所】〒787−1323 / 高知県四万十市西土佐中半408-1
【電話】0880−54−1230
【FAX】0880−31−9788
【定休日】毎週水曜日
【営業時間】営業時間:8:30〜17:30
【アクセス】[自動車]松山自動車道三間ICより約45分、高知自動車道四万十町中央ICより約70分 [電車]JR予土線江川崎駅より車で約10分(駅から四万十楽舎への送迎車あり!)
【HP】四万十楽舎!
【Copernicusの個人的な感想】/ 2019年の真夏に宿泊
全体的にルーズな空気が漂う宿です。このユルユルな空気が日本じゃないみたいでNice!施設長が茶髪で度の入った眼鏡をかけた中年の男性で話していて面白かった。客室は、教室を改造した部屋です。テレビはないですが、エアコンが付いています。畳の部屋もあります。トイレは、普通のトイレです。ただの水洗トイレでした。食事は、一応、あるらしいのですが四万十牛のバーベキューと定食メニューになっています。私は、素泊まりでしたので、マイカーで西土佐の中心部にあるスーパーまで行き、弁当を買い、自室で食べました。基本的に周囲には、食べる場所がありません。車があれば、生ビールがおいしい!近所の定食屋まで食べに行くことができます。(しかし、運転手は酒を飲めません。)マジで田舎です。(車がないと不便です。)風呂は、まあまあの大きさで、夕方から深夜までは入れます。四万十楽舎、家族連れに優しく、学生同士、また、個人で行っても楽しめる施設だと思います。私が宿泊した時は、繁忙期だったようです。最後に施設で働く関西から来たアルバイトの男性と話をしました。バイトの方は、緑のTシャツを着ていて、施設の話や四万十楽舎でのカヌー、シャワークライミング、沢歩き、釣り体験の内容について詳しく教えてくれました。ありがとう!そして、四万十楽舎には、キャンプ場はありませんが風呂、トイレ、エアコン付きのバンガローがあります。(私は、それらのツアー体験ができませんしたが…)
もし、読者の方で高知県に行かれたら面白く楽しい四万十学舎に行ってみてください!
また、四万十楽舎は、一人で来ても楽しめます。特にシーズン中は、子供や家族連れが多いので、子供の笑い声、夫婦の会話、恋人同士の語らい、サークル仲間の飲み会、それをわき目で見ながら、聞きながら!
徹底的な孤独を味わえます。
私はたっぷり味わいました。
毒!
独!
DOKU!
KODOKU!
また、
四万十楽舎では、
毎年、
7月中旬~9月下旬の繁忙期限定で、
住み込みのアルバイトさんを募集しているようです。
大学生、高校生、
有休を利用して気分をリフレッシュしたいサラリーマン、
中高年、女性、大学生、高校生、フリーター、大歓迎らしいです。
特に
女性の方!
大歓迎のようです。
私も若ければ、こんな面白い施設でワンシーズン!働いてみたいなと思いました。緑色のTシャツを着たバイトの人の話によれば、2019年は、誰もバイトの応募がなかったようです。
四万十市西土佐地区でひと夏の思い出…
トイレの花子さん?
学校の怪談!
西土佐地区の廃校舎!
配膳、掃除、ピザ作り、薪割り、流しそうめん!
旧・西土佐村の旧・校舎で住み込みバイト!
楽しそう!
愛媛県から高知県へ!
高知県から愛媛県へ!
異次元!
異界!
異国!
南国!
神道、
仏教、密教、
古代日本の神話が生きる世界!
四国一周の旅!
四万十楽舎は、
その中間点にあるので、立地はNiceです。
最後に四万十楽舎の紹介記事へのリンクを張り付けておきます。
四万十楽舎旅色!
【楽天トラベル / Rakuten Travel】
四万十楽舎 宿泊予約【楽天トラベル】 – 楽天市場!
最安値素泊まりプラン / お一人様あたり 4,500円〜
高知県?
四万十市!
西土佐地区!
気軽に宿泊できる宿が少ない?
そんな時は、楽天トラベルで四万十楽舎をチェック!
【四万十楽舎 / アクティビティ】
四万十楽舎の春!
桜が満開!
四万十川で釣り!
秋の紅葉!
四万十川を飛ぶドローン!
ドロン!
空撮!
空からアラーキー!
四万十の四季は美しい!
秋が終われば冬を飛ばして春!
岩間の沈下橋!
四万十川の岸辺に群生してるキシツツジ!
ドロドロドロ~ン!
茶髪の施設長が空から撮影するキシツツジの群生地!
最高で~す。
なお、この動画は、四万十楽舎の施設長が一人で製作しているらしく、チャンネル登録とコメントがあれば一言でもいいので、お願いします。
茶髪の施設長さん!
そして、
緑のTシャツを着た謎が多いバイトの男性!
受付の眼鏡をかけた女性!
本当に親切でした。
四万十楽舎!
カヌー!
シュノーケリング!
沢歩きに魚釣り!
この施設は、家族と子供に優しいです。
高知県!
四万十市、
西土佐地区!
ここには遠い昔に消えた日本の風情がありました。
私も機会があれば、
もう一度、
行きたい!
でも、
次こそは、
自分自身の過去と対決しないといけない。
逃げてはいけない。
しかし、
私には、
向き合う勇気がない。
過ぎた時間?
決して、
決して、
消して、
戻らない、戻れない。
時が流れて往(ゆ)く…
無常!
それとも戻りたくない?
遠い遠い記憶に閉じ込められたあの日!
それから数十年、私の過去は、私の心の中で大きな怪物に育った。
そして、
奴は、
2019年!
私を真夏の四国に連れ出した。
私は奴に脅されながら休みの日にマイカーのアクセルを踏んだのだ。
奴は、
俺を苦しめる。
最後に
奴は、
私を…
四国、
高知県、
四万十市、
四万十川!
そこは、
私にとって試練の場所となった。
To be continued…
【四万十楽舎】