2019年12月12日木曜日、私は、Yahoo!japanのニュースを出勤前に見て衝撃を受けた。なんと、スウェーデン出身の世界的なロック寄りのポップ・デュオであるロクセットが世界に向けて声明を発表したのだ。
その内容は、ロクセットの女性ボーカルのマリー・フレデリクソンが現地時間12月9日(火)朝に亡くなったという訃報である。彼女は、享年61歳でした。フレデリクソンさんは、1984年に非英語圏のスウェーデンでソロデビューし、その後1986年に、同じスウェーデン出身のペール・ゲッスルと男女2人組のバンド「Roxette/ロクセット」を結成しました。当時、このバンドの出現は、衝撃的でした。なぜなら、非英語圏の人間が英語圏と非英語圏で成功した稀有なロック寄りのポップ・デュオだったからです。彼女が歌うのは、英語の歌です。彼女が歌う歌は、とても、簡単な英語でシンプルな歌詞が美しく、さらにカタカナ英語しか発音できない日本人にも聞きやすく歌いやすい!そんな曲が多かったのです。
そんな、ロクセットが広く認知され大きな成功を掴んだのは、リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツが輝いていたハリウッド映画「プリティ・ウーマン」の挿入歌として使われた「愛のぬくもり」、「ザ・ルック」です。これらの歌は、アメリカのビル・ボードで1位を獲得するなど、その後、世界的に大活躍しました。
フレデリクソンさんは、2002年に脳腫瘍と診断されてから、手術、失明、17年間に及ぶ長い闘病生活を続け、2019年12月10日、ロクセットの所属会社がwebサイトでフレデリクソンさんが亡くなったことを発表したのでした。
【Roxette/Listen To Your Heart 】
ロクセットの歌は、
メロディラインが綺麗で、
シンプルな歌詞が心に響きます。
ご冥福、
お祈りします。
本当に残念です。
【Roxette/Fading Like A Flower】
あなたが咲かせた花は決してしおれない…