灼熱の
太陽が
照り付ける
南洋の大海原を
泳ぐマグロやカツオは、
海の中を流れる潮に乗って日本列島へ接近します。
そして、
大空を高く舞う鳥たちも
地球が生み出す大気の気流に乗って目的地へと向かいます。
あなたは、
今、
目を閉じてください。
そして、
想像しましょう。
この
世界には、
目には見えない
大きな流れがあることを…
南洋を
泳ぐマグロやカツオは,
海の中を百キロ近い速度で泳ぎます。
それも潮の流れがあってこそ弾き出せるスピードでもあります。
それは、
大空を飛ぶ鳥たちも同じです。
ジャンボジェット機と同じ航続距離を大気の流れに沿って飛んでいます。
もし、
マグロ、カツオが
潮の流れに乗ることができなかったらどうなるのでしょうか?
もし、
大空を移動する鳥達が
大気の流れに逆らったらどうなるのでしょうか?
その時点で
それらの生き物に待ち受ける運命は、
死だけとなります。
だから、
あなたが
この
人間世界で
成功したければ時流を読み、
“運”の流れに乗ることが運命を大きく左右するのです。
これは、
この
答えのない
世界で成功を望む
人間が
生きていくためには必要なことなのです。
自分の進路、
ビジネス、
出会い、
結婚、
出産、
起業、
廃業、
離婚、
進学、
転職、
初体験、
生き方…
いろんな局面で掴まなければならない”運”の流れです。
そして、
一個人が
成功するためには、
この
“運”の
流れの強さと弱さ、
その
“運”の流れの質を
知ることが成功するには必要なことなのです。
だから、
もし、
あなたが
“運”の流れに
乗れない状況が続き、
“運”の流れを掴めない状態の中にいるのなら、
今の
あなたが
いくら足掻(あが)いても
成功は遠のくだけなのです。
どれだけ、
大きく
美しい白鳥が
その羽を広げても、
空に
渦巻く流れに
乗らなければ、
その
白鳥は、
天高く舞うことはできません。
だから、
大事なことは、
“運”の流れを
掴むこと
“運”の流れを
知ること
“運”の流れを
見極めることなのです。
そして、
それらの
“運”の
流れを
掴むためには、
日頃から
その道(流れ)の
勉強や
その道(流れ)の
経験が
必要になります。
“運”の
流れとは、
別名、
世間一般で
呼ばれている
チャンスというものなのです。
しかし、
どんなに
素晴らしい
“運”の流れに遭遇しても、
その”運”の流れに乗り、泳ぎ、舞う能力がなければ、
それは、
あなたの
人生を狂わす
濁流にしかなり得ません。
人間に
暗黒の宇宙から
託された自由とは、
そのような”運”の流れを
自由自在に泳ぐ技術を開発する能力なのです。
しかし、
現代人は、
これらの
流れに逆らい
これらの
目には見えない”運”の流れを
せき止めようとする傾向が強いです。
それは、
それで
氾濫する川を
せき止め!
鉄筋コンクリートのダムを作り
自然をコントロールするという意味では、
現代人の大きな進歩ともいえます。
しかし、
未知の未来を生きる一個人の
人生において
それらの
保守的な態度や
先人が蓄積してきた
技術(慣習/常識)だけで
成功が掴めるというわけではありません。
逆に
人間は、
自分の人生を
大きく左右する”運”の前において、
そのような態度や技術(慣習/常識)に頼って
自動的、
宇多田ヒカル的なAutomatic!
オートメーション化された生きる姿勢では、
成功をもたらす
“運”の
流れに取り残される可能性があります。
か弱く
強い
一個人の
成功において
大事なことは、
古代中国の賢人が説いたように
川の水が
高い場所から
低い場所に流れるように
目には見えない”運”の流れを感じ
その流れに従うことなのです。
だから、
あなたが
今、
不遇なら
足掻くのを止めて、
流れる川の水を無理やりせき止めるようなことを
すぐにでも止めることが必要です。
あなたは、
成功できます。
あなたには、
成功できる力が秘められています。
どうか、
あなたは、
目を閉じて、
そして、
耳を澄まして、
どこで
自分が掴める
“運”の流れを
見失ったのか”想い”を巡らしてみてください。
答えは、
目の前にあるのです。
大海原の潮の流れに乗る
マグロやカツオの目の前には、
ただ、
無色で透明な海水しか見えません。
だけど
そこに”流れ”があるのです。
そして、
忘れないでください。
すべての
幸運は、
太陽の光と同じく、
無料であり、
海の水のように
その量は、
無量ということを…
だから、
あなたは、
幸福に成れ!
そして、
成功せよ!