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【惨劇/日本人の戦史】NHKスペシャル取材班が迫る「戦慄の記録 インパール」を読む!-東京占い無料幸運-

今回、

「 東京占い -無料幸運- 」が

紹介する

一冊は、

大東亜戦争時に

湿度100%、

マラリア、

アメーバ赤痢、

ムカデ、蚊などの

ヤバイ昆虫の大群に

燃える太陽光線が降り注ぐ、

地獄のビルマ(現・ミャンマー)において、

連合軍と

激しい戦闘が

繰り広げられた

インパール作戦について、

NHKのスペシャル取材班が

まとめた戦史の記録です。

「 戦慄の記録

  インパール 」

著者は、

GE

NHKスペシャル取材班!

出版社は、

NHK出版ではなく、

岩波書店 (2018/7/28)です。

ページ数は、

272ページで、

本の値段は、

2,160円でした。

この

本の

内容は、

NHKの

TVドキュメントを

まとめたものであり、

Amazon.comから

本書の解説を引用すると

下記のようになっています。

【内容紹介】

大反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化
川幅600メートルの大河と2000メートル級の山々を越え、インドのイギリス軍の拠点インパール攻略を目指した日本軍。3万人もの死者を出した作戦は、どのように立案・遂行されたのか。残された牟田口廉也司令官の肉声テープ、司令部の状況を詳細に記録した元少尉の日誌、地獄を生き延びた兵士たちの証言などを通じて、太平洋戦争で最も無謀といわれる作戦の全貌に迫る。

【内容】(「BOOK」データベースより)

川幅六〇〇メートルの大河と二〇〇〇メートル級の山々を越え、インドのイギリス軍の拠点インパール攻略を目指した日本軍。三万人もの死者を出したといわれる作戦は、どのように立案・遂行されたのか。第一五軍司令官・牟田口廉也中将の肉声、司令部の状況を詳細に記録した元少尉の日誌、生き延びた兵士たちの証言などを通じて、太平洋戦争で最も無謀といわれる作戦の全貌に迫る。

ビルマという地獄を生き延びた兵士、

無謀といわれる作戦、

三万人の死者、

白骨街道、

太平洋戦争で最も無謀…

GE

この本は、

戦史の本ですが、

TVドキュメントを

そのまま、

文章にしたような感じで、

旧日本兵へのインタビューを軸に

インパール作戦について考察している。

この

NHKスペシャル取材班が

現代からの

視点で考察された編纂には、

軍事マニア、

戦史マニアから、

意見が出てくるかもしれないが

インパール作戦の敗因についての定説が述べられている。

その点、

この本は、

インパール作戦ビギナーには、

良書である。

また、

本書に

疑問を感じた人は、

この本を

手引きにして深く、

インパール作戦を掘り下げてほしい。

最後に

この

本の

読了感は、

インパール作戦における

日本軍司令部の

戦略、

戦術、思考法、

態度、事後対応は、

現在の

日本人が

運営する組織にも

亡霊となって表われているような気がします。

これは、

やや軽薄な

日本人批判につながるが

組織運営における責任者の不在、

組織内における責任の押し付け合いと

平成を

揺るがした

大惨事である

東電の原発処理問題、

頻発する行政や大企業の不祥事、

スポーツの

伝統校で起きた

アメフト傷害事件などにも

通じる日本人のカルマ(業)や

日本人が生み出す悪しきリーダー像について考えさせれた。

歴史は繰り返してゆくのか…

作成者: Copernicus

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