【孤独な旅/船旅】太平洋フェリーで行く北海道の礼文島vol.21-東京占い無料幸運-

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コラム- Column-北海道への旅-A Trip To Hokkaido-終わりなき旅-日本再探検-

午前8時45分に

船は出た。

本当に短い滞在期間であった。

香深港では、

盛大な
お見送りが

行われていた。

礼文島には、

「 サヨナラ 」、

という言葉はない!
見送る時は、

誰もが

「 行ってらっしゃい! 」である。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-1

もちろん、
港から私を見送ってくれる人はいない。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-2

やがて、
汽笛を
鳴らして

船は、

動き出した。

香深港が遠ざかる!

そして、

本日の

洋上は、

晴天である。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-3

礼文島に
来るときは、

天候が

荒れていたので
見られなかったが
洋上から見る利尻富士は、

本当に美しい!

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-4

船の中は夏休み!

子供たちがはしゃいでいた。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-5

夏休みに子供を
礼文島に連れてくる親御さんは偉い!

礼文島への旅は、

子供たちにとっては、
忘れられない思い出になるだろう。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-6

私は、
デッキに出て海を眺める。

北国の海は、

もっと
暗い感じだと

思っていたが

今日の海は、

明るい色をしていた。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-7

しかし、
出港してから
一時間程で稚内へ近づくと
天候が曇りだして雨が降り始めた。

なんか、

急に

船が

モクモクと霧に
覆われていく感じである。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-8

そして、
気が付いたら!
いつの間にか雨になっていた。

やがて、

稚内の岬が

見えてきたら

雨が止み、霧が晴れてきた。
でも、
天気は、
曇りである。

Sightseeing Rebun Island in Hokkaid-9

私は、
稚内市を歩いて、
散策しようと思っていたので
空を見ながら天気が回復することを祈っていた。

そして、

船が稚内の
フェリー・ターミナルに入港した。
たくさんの乗客が列を作り、船を降りて行く!
その際、
気になったのが
団体旅行のツアー・コンダクターである。

ツアー・コンダクター!

汗を

流しながら、

必死に人数確認を行う!

ツアー・コンダクターを

傍(はた)から見ていると

その仕事の厳しさが伝わってくる。

そんな、
一般人の
夏休みに奉仕する
ツアー・コンダクターの姿を

横目にしながら、

私は、
稚内市へ
降り立った。

稚内市は、

パラパラと小雨が降っていた。