稚内を
午前6時30分に
出港したフェリーは、
礼文島に
午前8時15分に入港した。
稚内から
礼文島までの運賃は、
2,470円であった。
フェリーが
香深港に入ると
乗客は、
我先(われさき)にと
一気に下船を開始する。
そして、
港の隣にある
バス・ターミナルでは、
観光用のバスが
排気ガスを
バンバン出しながら
フェリーから降りた観光客を乗せていた。
もちろん、
礼文町の
ゆるキャラである
「 あつもん 」の
バスもエンジンをかけていた。
しかし、
このバスは、
普通の路線バスである。
そして、
旅行で、
一番、
気になるのは、
天気であり、
今日の
礼文島は、
曇りでポツポツと雨が降っていた。
また、
気温に関しては、
涼しく快適であった。
また、
空を
見上げると
雲の隙間から
太陽が見え始め、
どうにか、晴れてくれた。
まあ、
北海道の天気は、
午前か午後の
どちらかは、
必ず、
曇っていたり、
霧が出ていたりするものである。
礼文島の
天気に
関して、
フェリー内で、
地元の方と話したら
今年の
気温は、
低いらしい。
フェリーから下船した
私は、
今晩の宿となる
フェリー・ターミナル近くの宿舎を確認した。
もちろん、
チェックインは、
午後になる。
宿を
確認した
私は、
荷物を
ターミナル内の
コイン・ロッカーに預けて街を散策を開始した。
ちなみに
私が
宿泊する宿は、
一泊、
数万円の宿ではなく、
一泊、
数千円で
素泊まりができる小さな民宿である。
私は、
荷物を置いて、
礼文島の街を歩き始めた。
まずは、
礼文島の
中央に位置する
香深の街をさ迷った。
ちなみに
礼文島は、
島中が礼文町となっている。
私は、
香深(かふか)?
村上春樹の小説!
「 海辺のカフカ 」の
主人公になったような気分を味わった。
香深の街は、
こじんまりとした街で
どこにでもある港町といった印象を受けた。
時間は、
午前8時40分?
さあ、
香深の街を練り歩くぞ!