1975年に
運用が始まった
苫小牧フェリー・ターミナルの三階には、
地味だが強く好奇心がそそられるポート・ミュージアムがある。
この
ポート・ミュージアムは、
2013年に
レストラン、
多目的ホールの
リニューアルが行われて、
第2号バース用の2号歩道橋が
改築された際に設置されたミニ博物館である。
この
ポート・ミュージアムは、
苫小牧フェリー・ターミナルの
歴史を教えてくれるミニ博物館である。
この
ポート・ミュージアムに入ると
床に
大きな
苫小牧港の
カラーの航空写真が印刷されている。
さらに
苫小牧港に設置された
ソーラー・パネルの紹介や
東日本大震災の記録や巨大な
フェリーの模型などが飾られている。
見学者は、
私、
以外に
アメリカ人の
中年男性が二人いた。
二人の
中年アメリカ人は、
ベチャクチャと英語で
東日本大震災のパネルを見て話していた。
私が
二人の話す
英語を翻訳すると
「 これほど、
震災の被害が
ひどかったのか? 」
「 苫小牧港の
航空写真は、
見応えがある。」、
「 大洗を
着いたら
東京に行かないとな? 」
「 俺は、
長生きしたい! 」
などと話していた。
苫小牧港は、
北海道のエネルギー基地であり、
本州からのフェリーが多く入港する巨大な港である。
苫小牧ポートミュージアムは、
そんな、
港の歴史を
静かに教えてくれる。
ちなみに
この
苫小牧港、
ポート・ミュージアム!
私と
謎のアメリカ人、
二人組以外、
見学者はいなかった。
私、
Copernicusという船は、
まだ、
出港したばかりだ。
浮くか
沈むか・・・
人生は、
嗚呼、
無常だが
俺の
旅は、
俺の
胸の
鼓動が
止まるまで続く・・・