猛暑の
名古屋から乗船した
二泊三日の長い船旅も終わった。
私は、
午前中に
太平洋フェリーを下船して、
北海道、
苫小牧港の
フェリー・ターミナルに上陸した。
夏の
苫小牧は、
日射しが強く、
真夏の気温であった。
しかし、
北海道の空気は、
どこか、
乾燥しており苫小牧は、
本州のような蒸し暑さではない。
北海道好きには、
この
本州との
気温差と
ハード・ボイルドな乾いた空気が
タマランのだ。
そして、
本日の
目的地は、
札幌である。
私は、
今日の
午後十一時に
札幌から出る北都交通の
夜行バスで稚内に向かうのだ。
私が乗る
夜行バスは、
翌朝の第一便に
稚内港から出るフェリーで
礼文島に上陸する予定なのだ。
長距離夜行バスは、
JRや飛行機に比べて格安である。
時間に
余裕がある
孤独な旅人なら
これらの
長距離バスを
うまく活用できれば、
財布に余裕が出てくるだろう。
しかし、
極端に
格安なバスは、
安全面で心配なのでおススメできない。
Copernicus流、
旅の
掟(OKITE)では、
基本的な
交通費だけは、
ケチってはいけない!
ここで、
私は、
悩んだ。
札幌まで、
電車で
行くのか?
それとも、
バスで
行くのか?
私は、
自動車や
徒歩で北海道を
周ったことはあるが
北海道のJRには、乗ったことがない。
また、道内の路線バスにも乗ったことがない。
結局、
いろいろと
悩んだ結果、
苫小牧港から
札幌駅までの
直行バスが
出ているので、
この
路線バスに
乗ることにした。
運賃もリーズナブルである。
JRに乗る場合、
一度、
苫小牧駅まで行かないと行けない。
時間もあるので、
苫小牧駅まで、
歩いて、
行こうかなと
思ったのだが暑い!
苫小牧駅は、
帰路で寄ることにしよう。
帰りは、
札幌から
苫小牧まで、
電車に乗ろう!
私は、
バスに
乗るまで、
まだ、
数十分あるので、
苫小牧港の
フェリー・ターミナルを探検することにした。
さあ、
苫小牧の
フェリー・ターミナルには何があるのかな?