起業を考えるvol.4-起業は足元を見て取り組もう!-東京占い無料幸運-起業を考える- Given the entrepreneurial-起業-東京占い無料幸運-TwitterFacebook0はてブ0Pocket0LINE 2020.07.28 2017.06.26起業という言葉には、企業という言葉が隠されています。商才さえあれば、小さな街カフェからスタートしても、全国チェーンのカフェにすることも可能です。これは、どの商売、ビジネスにも通じることです。起業家は、夢を見ます。しかし、起業の夢、事業規模は、大きければ、いいというものでは、ありません。そして、多くの起業家は、いつか、楽天グループの三木谷浩史氏やソフトバンクの孫正義氏のような実業家となり、経済誌フォーチュンの表紙を飾るような、富豪になりたいと思いを募らせます。しかし、両社ともに起業時は、仲間数人が集まって作ったアリの様な小さな会社でした。あの当時は、今のような、IT界の巨像になるとは、誰も思いもしませんでした。両社ともに社長、CEO、経営者は、起業時と変わらず創業者が兼任しています。しかし、これだけ会社が大きくなると、創業者が、たとえ過半数の株を持っていたとしても、会社の隅々まで、経営TOPがコントロールしているとは、限りません。企業というものは、その規模が大きくなればなるほど、起業家、創業者からは、離れた存在になっていくのです。特に株式公開ができた大企業予備軍は、起業家の成功と同時にその時点で起業家の手の届かない、存在となっていく、可能性が大きいのです。そして、企業規模の拡張と増資、そして、優秀な従業員に経営を任せていくと、最後には、起業家、創業者の持ち株比率は、徐々に下がっていきます。それに、追い討ちをかけるように、株券に対する税率も上がっていきます。しかし、資本主義の厳しい世界で生き残るためには、常に企業は、投資と拡張を必要とします。それが競争なのです。競争とは、血を吐き続けながら走るマラソンなのです。オンリーワンの事業なら、まだ余裕はありますが、同業者の競争が激しい場合は、そんな悠長なことは言ってられません。そして、最後には、持ち株比率が低下して企業経営に対する発言権を失った、起業家、創業者の寂しい姿が、そこにあります。起業家が目指す事業は、とにかく、自分自身がコントロールできる範囲が望ましいのです。そして、世の中に数多ある中小零細企業や公的資金で運営されている福祉系や公的な事業所など持ち主が明確にされている組織が優秀な人材を雇わない理由も、ここにあるのです。経営者自身がそのような優秀な人材をコントロールできない。そして、専門知識や一般教養、一般常識のある人間が組織にとって脅威であること・・・だから、世の中で求められる人材とは、若くて、無知で、そして、いつも生活に不自由している人間が好まれるのです。もし、あなたが、起業で大きな夢をお持ちなら、自分より優秀な人間を使いこなすことが、『 成功 』!、には、必要です。『 成功 』!、する起業家、経営者には、常に人間の器が問われているのです。Tweet