進撃の経営vol.3-従業員に求められるスキル-東京占い無料幸運-進撃の経営- Management of advance-進撃の経営-東京占い無料幸運-TwitterFacebook0はてブ0Pocket0LINE 2018.12.09 2017.06.12よく転職サイトや求人に関するTV,CMなどを見ているとスキルという言葉が出てきます。実際に失業中であったり、求職中の方は、自分には、スキルがないと、不採用のときなど、自分勝手に落ち込みます。まず、企業、中小零細企業で募集される業務の下働きで、本当の意味でのスキルなんていうものは、必要ないはずです。皿洗いのスキル、上司に媚びるスキル、掃除のスキル、怒鳴られるスキル、愛想を振りまくスキルとそんなものは、本来のスキルというものでは、ありません。スキルとは、最初から数合わせで、求人者を呼び寄せるインチキ求人などで書かれているようなものでは、本来、ありません。これから、企業で必要とされるスキルについて考えてみたいと思います。スキル(SKILL)とは、英語で熟練した技術という意味があります。このスキルは、企業の経営資源における資源、ヒトに必要とされる能力と解釈できます。要するにスキルとは、従業員の能力を区分することです。簿記ができる人は、経理、腕力がある人は、力仕事、法的知識がある人は、法務への配置といったようにスキルとは、個人、従業員の能力を見極めることです。企業経営にとって、このスキルを見極め従業員を採用することが、重要な課題です。このスキルという考え方を明確に区別したのが、アメリカのハーバード大学で教壇に立つロバート・カッツです。カッツは、企業を動かすスキルを三つに分類しました。一つ目がテクニカルスキルと呼ばれるもので、さきほど説明した従業員の専門知識または、実務経験です。経理、法務、会計、管理とそれら専門すべてに当てはまるスキルです。そして、二つ目がヒューマンスキルと呼ばれるものです。これは、職務を遂行するうえで必要とされる個人の人間性に基礎を置くスキルです。責任感、協調性、判断力、向上心、マナー、適応力、一般的な教養など企業活動で内部、外部の人間同士が働くために必要とされる能力です。あなたの職場は、どうですか?日々、風俗、悪口、パチスロの話題、部下に怒鳴り散らし、陰湿な人間ばかりですか?もし、そのような人間がいなければ、あなたの企業は、一流です。そして、驚かないでください超一流企業の従業員は、氏(ウジ)も育ちもみな同じ人間しかいません。三つ目のスキルは、コンセプチュアル・スキルと呼ばれるものです。これは、主に経営者、管理職に求められるスキルで企業運営に必要とされる大局観です。企業内部、外部の環境変化を認識して、経営目標、経営戦力、課題解決、企画など、軍隊で言えば、数百、数千、数万の兵卒を従える将官の能力だといえるでしょう。また、このスキルは、一つ目のテクニカルスキルと二つ目のヒューマンスキルを足し算して、さらに掛け算を加えたようなスキルとなります。そして、企業経営、組織運営においては、これら三つの能力をもって従業員を評価できる仕組みが必要となります。最後に、一言、スキルとは、差別だということも忘れないでください。日本に限らず、これは、あまり公(おおやけ)には、されていませんが超一流大企業または、国家公務員上級職における従業員採用では、出身学校、家柄、企業にとって都合の良い人間的な性質の有無が内定に関する合否の分かれ目となります。就職活動で迷う、あなた!学校の名前だけでは、ダメです。超一流企業が好む上級サラリーマンになりたければ、家柄(家庭環境の優劣)も大事です。そして、何よりも組織に従順な人間性も必要となります。 *参考図書『コンセプチュアル思考』/(著・好川 哲人/日本経済新聞出版社ISBN-10: 4532320623)Tweet