哀愁のサラリーマンエレジーvol.1-職業選択と終わりなき人生-

法律学の覚書-Studying Law-
サラリーマン-東京占い無料幸運-

日本国憲法を読めば、
第22条、第29条に
経済的自由に関する規定が書かれています。

経済的自由?

世の中、
早い人で16歳、
普通の人で
22、23歳で社会に出ると
空しく心に響く言葉でもあります。
みなさんは、
現在の
お仕事に
満足されていますか?
あなたは、
現在、
子供の頃に
就きたいと思った仕事に
就かれていますか?
そうです。
多くの人は、
子供の頃に
思い浮かべていた
仕事に就けた人は、
本当に少ないと思われます。
それ
以外では、
好きな仕事に
就けた人でも
好きな仕事より、

『 おカネ 』

だけだよという
高給取りの勝ち組もいます。
やはり、
仕事、
労働というものは、
自分の思いとは、別個のものかもしれません。
たとえ、
大人の価値観で
いい仕事だと思っていても
本人が満足しているかといえば、
決して、
そんなことは、
ありません。
本当は、
高給取りの医者ではなくて、
大学で数学の研究をしたかった。
本当は、
最高裁判事ではなく、
音楽家になりたかったと、
誰もが自分の仕事を考えるとき、
どこかで
人生の
ボタンを
掛け間違えたと
思うことは、あるはずです。
そして、
もっと難しいのが
自分がどのような仕事に
適性があるのかということです。
こんなことを
考えること自体、
意味がないかもしれません。
この
職業選択の自由が
保障された時代、
自分に向いた
仕事の適性がわからず
現役世代を終える人が
世の中、大多数だと思われます。
そのため、
大学生の
就職活動というのは、
悲惨なもので
無闇矢鱈に鉄砲を
撃つようになってしまいがちです。

それは、それで仕方がありません。

しかも、
就職活動を
行なう学生から見たら
世間的に評判のいい大企業でも、
この
ネットの時代、
その企業は、
どのような部署があり、
どのような仕事、
どんな労働や作業をしているのか、
そして、
どんな人間が
働いているのかについての
情報を知る術は、
彼ら
彼女らには、
ありません。
それが
中堅企業、
地方の中小零細、
各種団体となると目も当てられません。
それもそうです。
高等教育が修了した段階の
若い人が自分の将来を深く考え、
自分の適性にあった仕事をイメージだけで
考えて就職先を選ぶなんて本来、不可能に近い話です。
しかし、
多くの人は、
特殊な人を除き、
これしか職業選択の道は、
ないのです。
だから、
みんな、
その時だけ、
就職活動の時だけ一生懸命になります。
そして、
偶然、
自分の
労働力に値段がつけられた
会社で貴重な二十代、三十代を過ごしていきます。
福利厚生が
行き届いた大企業なら、
まだ問題は、
ありませんが、
中堅以下の会社になると、
人生のどこかで
途中下車のフラッグが立つかもしれません。
若い人には、
若さという特権がありますが、
しかし、
実社会の嘘については、
恐ろしいほど無知です。
特に
『おカネ』を貰う、
人が
作る互換性の無い組織から
おこぼれを貰うということが、
どのような
結果を
人生に招くのかを知りません。
世間で
社会人、
社会人といっても
隔離された空間での
労働と生活の繰り返しです。
そして、
このグローバル化、
少子高齢化の時代においても
特殊技能者、
専門職以外、多くの企業において
中途採用も不活発であり、
転職市場も幻想化している
昨今、
他の組織、
他社の空気に
染まった人間を
頑なに受け入れない
日本の企業組織の体質は、
もう
改善の
余地はありません。

この

状況は、

継続していきます。

是非、
決して若い人は、
一つの組織に染まらず
憲法で保障された真の職業選択の権利を
行使できる知恵と資格、知識を身につけて、
自分が属する会社以外の世界に目を向けてください。

日本国憲法

(経済的自由に関する規定)

第22条

Ⅰ 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住・移転及び職業選択の自由を有する。

Ⅱ 何人も、外国に居住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

第23条

Ⅰ 財産権は、これを侵してはならない。

Ⅱ 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律で定める。

Ⅲ 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

職業選択の自由は、私的自治の原則です。