投資家が挑む、
相場は、嵐の海です。
投資において、
大事なことは、
その嵐の海を乗り切ることです。
投資家は、
相場で経験します。
成功、失敗、そして、成功を・・・
しかし、
相場は、
常に個人の
経験を上回る株価で
投資家を破滅に追い込みます。
そんな状態に
投資家が陥らないように
この格言を一人、呟かないといけません。
『 目先観で投資をするな 』、
この格言の意味は、簡単です。
投資家は、
自己の経験を頼りに
相場を張るなという意味です。
目先観とは、
一瞬の株の動きに
目を奪われた損得へのこだわりです。
相場には、
決して、目先観で
挑んでは、いけません。
相場の潮目は、複雑なのです。
多分、
ベーリング海の
荒海に挑む漁師は、
投資家にこの格言を言い放つでしょう。
『 漁師は、潮を見る 』、
漁師は、
魚群探知機だけではなく、
天候、潮の流れを見て、網を放ちます。
投資家も漁師と同じです。
いくら、
投資用の高額PCや
高速回線、ソフトを揃えても、
最後は、
やはり、
自らの経験と目で相場を見て、
波に乗らなくては、いけません。
カネになる
魚は、潮時を
逃しては、得られません!
そして、
この相場の流れは、
波動によるものです。
はっ!
波動です。
景気は、循環します。
まわるまわる景気は、回るのです。
その波動は、
長期波動で50年~60年です。
これをコンドラチェフの波と言います。
次に来る波動は、
中期波動で10年です。
これをジュグラーの波と言います。
最後が
短期波動で3~4年で、
これをグラム・チキンの波と言います。
これらの波動は、業種によって、
また変わってきます。
建築投資の波動で有名なのが
クズネッツの波動です。
これは、
15年~25年の波で
会計の減価償却の絡みます。
これらは、
大局的な景気に
関する波動ですが、
相場では、大波動が10年に1~2回、
中波動が3~5回、小波動が3月に1回程度、
発生すると言われています。
あなたは、
この時に備え
大相場に向けて、
波動砲または、拡散波動砲の
発射準備を怠っては、いけません。
成功を
望む投資家は、
洗練されたテクニカルな投資手法と
目先だけではない、このような景気循環の
波を見極めて嵐の海に船を出さないといけません。
相場の海は、深く、波は、高い・・・
相場は、常に
暴騰、暴落を繰り返します。
それは、歴史が証明しています。
『 山高ければ、谷深し 』、
上がるということは、必ず下がるのです。
高く、高く、上がるほど、
落ちるときは、マリアナ海溝のように深い!
その時、
投資家は、
大海の藻屑となる。
相場は、
波動あり、
動あらば反動あり、
このことを投資家は、
決して、忘れては、いけません。